浅野 拓磨(ハノーファー)

四日市中央工時代に高校サッカー選手権で活躍し、プロ入り後はサンフレッチェ広島でJ1制覇に寄与した浅野。

Jリーグでは“オーウェン級”のゴールを記録するなど、その力強いスピードから与えられた渾名は“ジャガー”。リオ五輪予選・韓国戦での2ゴールやワールドカップ行きを決めるゴールで日本中を歓喜させた。

しかしアーセナルと契約して以降は不遇の日々。ワールドカップの落選、アジアカップの負傷欠場、そして今季ハノーファーで無得点に留まり、契約の都合で残り試合の出場すらかなわなくなった。

今まさにサッカーキャリアの分岐点にいるかもしれない。しかしこの苦境を乗り越え、一回り大きな選手になってほしいものだ。