マカオ(183/37)vsスリランカ(202/46)

毎回のEAFF1次予選が実力のバロメーターになるマカオ。2018年9月にはモンゴルに敗れたが、グアムには勝ってグループ2位となった(2次には進めず)。

一方、スリランカは2015年のロシアW杯1次予選で、世界最弱クラスだったブータンにまさかの2連敗。それ以後も不振が続き、とうとうAFC最下位に転落した。しかし、5月にはアウェーでの親善試合でラオスと1分1敗と復調の兆しも。

なおマカオのスタジアムが改修中のため、6日の試合は隣接する中国の珠海で開催される。

ラオス(184/38)vsバングラデシュ(188/41)

ロシアW杯予選では2次予選から登場していた両国が対戦する。

ラオスは同予選でクウェートの没収試合による1勝とミャンマー相手の1分のみ(6敗)、2018年のAFF選手権ではグループリーグで4連敗。

一方、バングラデシュもロシアW杯2次予選ではタジキスタンから奪った勝ち点1に終わったが(1分7敗)、南アジア諸国が参加する2018年9月のSAFF選手権ではグループリーグで2勝1敗となり、調子を上げてきた。同年10月にはホームの親善試合でラオスにも1-0で勝利している。2次予選に進んで、7大会ぶりに日本との対戦が起きるのだろうか。

マレーシア(168/35)vs東ティモール(195/44)

今年のACLではジョホールFCが最終節までグループリーグ突破の可能性を残したマレーシアサッカーだが、代表の復活も進んでいる。AFF選手権では準決勝でタイに2分ながら決勝に進み、ベトナムに敗れたものの準優勝となった。2016年から3年またぎの12戦未勝利が響いて1次予選に回ったが、この中では一歩抜けた存在である。

東ティモールは帰化選手の登録問題が指摘され、アジアカップへの出場停止が続いているが、FIFAはW杯予選への参加を認めた。しかし、4連敗に終わったAFF選手権のグループリーグ以後は国際Aマッチを組めず、苦戦は免れないか。

東ティモールの首都ディリにはスタジアムがないため、2試合ともクアラルンプール開催となっている(2ndレグが東ティモールのホーム扱い)。また、ちょうど重なったラマダン明けの祝祭を考慮し、この試合のみは1stレグが7日開催になっている。