パトリック・ヴィエラ

レアル・マドリーがクロード・マケレレをチェルシーに放出した2003年夏。その後釜を獲得することはなかったのだが、フランス人の「掃除屋」がいなくなったことのダメージは大きかった。1年遅れで獲得が検討されたのがヴィエラだった。

マケレレほど守備的ではなかったが、エミリオ・ブトラゲーニョSDは「ヴィエラは我々にとって非常に興味深く、重要な選手である」と語り、2004年夏に獲得を目指していた。

しかしヴィエラはアーセナルに残ることを選び、レアル・マドリーはエヴァートンからトーマス・グラヴェセンを獲得したものの、共通点はスキンヘッドであることだけだった。