先日の国際親善試合でパラグアイに快勝した日本代表。

チームは既に日本を離れてミャンマー入りしており、10日に行われる2022年カタールW杯2次予選の初戦に向け準備をしている。

そんななかチームのエースを務める大迫勇也が現地での練習後、「困惑」と「衝撃」を口にする場面があった。

アジア予選といえば、やはり気になるのはアウェイでの環境面だろう。

ピッチについっては想定していたよりも「良かった」と話した大迫だが、環境について話し始めると「思ったより酷い」とやや困惑した表情に。記者がさらにそのことについて質問すると、「いろいろと考えさせられるくらい衝撃を受けてます」と答えたのだ。

1989年まで「ビルマ」の呼称で知られたミャンマーは近年まで軍事独裁政権下にあり、AFC U-19選手権で7度も優勝を誇ったサッカーチームも長く国際舞台から遠ざかることになった。

現在は民主化しサッカーチームも2015年にU-20ワールドカップへ初出場するなど成果を上げているが、経済的には貧しく、インフラも整っていないのが実情であろう。

この点については長友もこのようにつぶやいている。

世界各地でプレーをする二人がこれほどのショックを受けるとは…。

日本政府も支援を行っているが、環境面はわれわれ日本人にとって想像を絶するもののようだ。

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ミャンマーと日本の試合は、10日に行われる。アジアの難しさを克服し、勝利を掴むことができるだろうか。

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