プレミアリーグ連覇中のマンチェスター・シティ。クラブにとっての悲願はUEFAチャンピオンズリーグの初制覇だ。
ただ、ファイナンシャル・フェアプレー制度(FFP)違反により、来季以降のCL出場を禁止される可能性が指摘されている。
シティはUEFAによるFFP違反調査が不適当だとスポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えていたが、それは失敗に終わったようだ。
『Independent』などが、「シティのCASへの控訴は棄却された」と報じた。
「CASはマンチェスター・シティからの上告は受け入れられないと判断した」との発表があったとのこと。これによって、シティのCL出場権が剥奪される可能性も出てきた。
ただ、FFPについての決定は来月に発表される。シティはその決定を待たずにCASへの提訴に踏み切ったが、「CASに上告できるのは法的な救済措置を使い果たしてから」として、時期尚早だとの判断が示された形のようだ。
よって、今後再びCASに持ち込まれる可能性もある模様。一方で『The Athletic』では、「シティは欧州大会から締め出されないだろう」と逆の説を伝えているが…。