今季のスタートを前に、FIFAから「2回の移籍マーケットにおいて新しい選手の登録を禁止する」命令が下されたチェルシー。

新たに就任したフランク・ランパード監督はそのために補強を行うことが出来ず、下部組織出身の選手を数多く起用して戦っている。

先日行われたクリスタル・パレス戦でも、下部組織出身の生え抜きFWタミー・アブラハムがゴールを決めて勝利。メイソン・マウントやフィカヨ・トモリらとともに「内部昇格組」の実力が証明されるシーズンとなっている。

その補強禁止処分は来年1月の移籍マーケットでも適用される予定であるが、今週からその罰則についての新しい裁判が開始される。

チェルシーはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に対して「処分は不当である」と訴え、期間の短縮を求めている。

水曜日から始まる審理においてFIFAとチェルシーの両者が新しい証拠を提出し、事件についての検討が行われる。

結果についてはもちろん不透明であるが、もし処分が緩和される結果となった場合、チェルシーは1月に補強を行える可能性もあるようだ。

1月1日からスタートする移籍マーケット。今冬はどんな驚きの動きがあるだろうか…。

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