スペインで最も大きな試合と言われている『エル・クラシコ』。

バルセロナとレアル・マドリーが対戦するダービーで、世界でも有数のイベントである。そこでゴールを決めた者は何年にも渡って英雄として崇められる。

2005年のクラシコで生まれたロナウジーニョのゴールがこれ。レアル・マドリーのファンもスタンディングオベーションを贈った伝説の場面だ。

しかし、今季のエル・クラシコはかなり難しい状況となっている。

10月末にカタルーニャ独立派の指導者たちに有罪判決が言い渡されたことにより、バルセロナでは大規模な抗議デモが発生。独立主義者のグループが2万人規模のクラシコ妨害活動を予告した。

セキュリティ上の問題があるとしてリーガとスペインサッカー連盟は開催の延期を決定し、12月18日に設定されていた。

ところが、現在サッカー連盟がふたたび開催に懸念を示しており、当局は緊急的に会議を招集したそうだ。

ただ、『AS』によれば今のところ再延期の可能性は高くはないとのことで、中立地開催にする案についても消極的なよう。

今回の招集は政府、バルセロナ、そしてレアル・マドリーの三者は参加していない。中立地開催には権限ある当局の希望が必要になるようで、もしそうなるとしても複数回の会議を経てのものになりそうだ。

何にしても、世界でも有数の注目度を誇るダービーマッチだけに、無事開催できることを祈りたい。

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