おはじきサッカーを知っているだろうか?日本では「タモリ倶楽部」でも取り上げられ、ひそかに人気となった。

毎年、横浜フットボール映画祭でおはじきサッカーの体験ができるほか、有楽町丸井ではテーブルサッカーが置かれ毎週体験会が行われている。

発祥は英国、「サブティオ」と呼ばれている。11人の選手の駒とボール代わりのおはじきを使う。人間が手を出せるのは「指1本のみ」。中指か人差し指の爪の部分を使いおはじきをはじく。あたかも選手がドリブルをしているかのような動きやシュートを放つことができる。

今回はおはじきサッカー協会理事兼FC Yurakucho Sunzeol会長の藤野さんから3つの魅力を教わった。

戦術がある

何とおはじきサッカーはテーブルサッカーの中で最もサッカーのテイストに近いという。「サッカーと同じく戦術があるんです。おはじきを強くはじいて前線へ蹴りだすキック&ラッシュのような戦術をする方もいれば、ショートパスをつなぐ人もいます」、そこに選手1人1人の個性があるのだとか。

「サッカーと変わらない魅力とかけひきを選手、監督両方の感覚でプレーできます」、選手としておはじきをはじく、監督として戦術を考える。これは奥が深いのではないだろうか。