中国の武漢から流行を始めた新型コロナウイルスは、ヨーロッパで猛威を振るうようになり、そして南部でも感染者を出しつつある。
そんななか、ブラジルでは感染拡大に備えるため、公共施設のサッカースタジアムの中に病院を建設するという驚愕のプランを始めたという。それがこれ。
ここはサンパウロにあるエスタジオ・ド・パカエンブー。2014年まではコリンチャンスが本拠地として使っていたおよそ4万人収容のスタジアムだ。
サンパウロ州では286人の感染者と5名の死亡者を出したのみであるが、今後の感染拡大を見越して、ピッチ上に病院を建設することにしたというのだ。
ここには1800台のベッド、そして490部屋の集中治療室が設置されるとのことで、10日以内に仮設病院が完成する予定だという。