レアル・マドリーは8日、「クラブに所属している選手と指導者の給料を10〜20%削減する」と公式発表した。

新型コロナウイルスの影響によってシーズンの中断を余儀なくされており、レアル・マドリーも現在クラブの活動が停止となっている。公式Twitterではユヴェントスとのチャンピオンズリーグ決勝など、名試合の映像を配信している。

現在はサッカー部門とバスケットボール部門の今シーズンをコンプリートできるかどうかが不透明な状況で、商業活動が大部分麻痺している。

それを受けて、クラブの従業員に影響を与えることを回避するため、両部門の選手やコーチとの話し合いを行い、今回10〜20%の給与削減をするという形で合意に至った。

なお、『AS』によればレアル・マドリーのサッカー部門の給与総額は2億8300万ユーロ(およそ334.4億円)だという。

また、バスケットボール部門も含めて一律10%カットの場合は4900万ユーロ(およそ57.9億円)、20%ならば9800万ユーロ(およそ115.8億円)の資金を節約できるとのことだ。

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