本当だった!「ヴェルファイア伝説」

――ユニフォームサプライヤーのXF(エグゼフ)とはどういった流れで契約したんですか?

紹介していただいた形ですね。クラブがクラウドファンディングをした際、自分と食事をする権利を購入していただいた方がいて、その時のつながりです。クラブとしてもサプライヤーを探している時期だったのでちょうどうまく話が進みました。

――そう言えばすでにお話を伺った妙摩雅彦COOから、クラブを立ち上げた際、自ら運転する車で東京から沖縄へ行った話を伺いました。しかも車はトヨタのヴェルファイアで、「最高」と仰っていたとか!

そうです。家や車などを全部売って、あとはもう沖縄へ行くだけ!となって。

そう、ヴェルファイアでしたね。国産っていいんだなぁと(笑)。生意気ですけど、それまで国産車に乗ったことがなかったので。ウインカーとワイパーをいまだに間違えます(笑)。

東京から車で鹿児島まで行って、26時間フェリーに乗って沖縄へ来ました。船酔いとかは大丈夫でしたけど、めちゃくちゃつらかったです…。もう絶対、二度と乗ることはないなと思いました(苦笑)。

高原直泰

――沖縄に来て何年が経ちました?

もう4年。今年で5年目ですね。

――その中で感じた「沖縄のサッカーカルチャー」とはどんなものですか?

子供の競技人口は一番多くなっていると思います。男子だけではなく女子も盛んなので、その両方を合わせると沖縄県の中で一番やられているのはおそらくサッカー。プレーする環境も良くなってきています。

さらに近年、多くのJクラブが沖縄でプレシーズンのキャンプを行うようになりました。これにより、今までなかなか見られなかった選手、トレーニングマッチや練習を子供はもちろん大人も間近で見られるようになりました。

やはり同じ「見る」でも、実際に目の前で見るのとテレビで見るのでは全然違います。サッカーを見る環境は僕が来て以降でも相当変わりましたし、これを続けていけばサッカーに対する意識も変わり、子供たちの競技力向上などにもつながるのではないかと思います。

沖縄でこれだけ野球人気が高いのも、プロ野球のキャンプが沖縄で定着したことの影響が少なからずあるはずです。キャンプを見た子供たちが野球をやり、沖縄出身の選手たちがプロになっていく。

プロが間近で見られる環境という意味で、すぐに野球のようにはならないとしてもサッカーも一年一年積み重ねていくことが大事ですね。