収益増加編

1.家でサッカーテニス!(Vasco da Gama@ブラジル)

家や庭で遊べるような、フッチメーザ(サッカーテニス)、ビリヤード、テーブルサッカーなどを販売し、ロックダウンのニーズに合っている商品を紹介しています。

これを機に買っておくか、なんて需要も?

2.エアロバイク販売(Avaí FC@ブラジル)

「海外クラブのSNS戦略」記事シリーズ第2弾、筆者のNoteでマスク販売を紹介したAvai FCが、ついにエアロバイクの販売も開始しました。

実はJリーグクラブ内でもエアロバイクを購入する選手が出てきているので、この期間の運動不足解消やアスリート向けにも今買っておいてずっと使ってくれる人が出てくるはずです。

3.オンライン優勝体験(EC Bahia@ブラジル)

リーグ優勝した「88年に行く」と題して、優勝を決めた試合をアプリでのチケット購入者が視聴。

同時にユニホームや飲食物もクーポンをだして販売する事で家にいながら当時の優勝を追体験できる仕組みとなります。

優勝当時の観客動員数11万人を超えようと呼び掛けています。

試聴チケットは5レアル(約100円)で安価なのですが、本当に11万人集まれば1100万円なのでブラジルでは相当な収益となりますね。

プラスして飲食物やユニホームの売り上げが加わります。

恐らくそちらのほうが単価は良いでしょう。

似たような例では、ドイツ4部のロコモティーヴェ・ライプツィヒが120円で「見えない敵との闘い」のチケットを販売し、12万枚売れたそうです(約1400万円)。

「見えない敵との闘い」は、普段は数百人しか視聴者のいない4部の小クラブ・ライプツィヒのYouTubeチャンネルにおいて、たった2日で1万6千人以上の試聴回数を叩き出しています。

4.スポンサー紹介(Cruzeiro@ブラジル)

スポンサーとタイアップしてクラブ公式SNS上で宣伝する取り組みです。

今年は既にスポンサー料を受け取ったクラブが多いかも知れませんが、スポンサー会社の経営状況も変わってくるであろう来年が勝負と見ています。

このコロナ期間に各クラブが取り組んでいるSNSを活かして、スポーツクラブの宣伝力を高めていきたいですね。