欧州5大リーグのなかで真っ先にリーグ戦を再開させたドイツ。

観客を入れて試合が開催できる日がいつになるのかが注目されるなか、『Sportschau』がスタジアムにおけるセクシュアルハラスメント対策について報じていた。

ドイツではこの2年間でプロクラブから20件を超える性暴力の報告があったという。ただ、泣き寝入りしているケースも多く、実際にはその件数ははるかに多いと想定されているそう。

ドイツのスタジアムには性差別や性暴力を受けた人を助けるようなシステムがまだない。ただ、音楽フェスなどではその仕組みがすでに実装されている。

また、ドイツのバーやディスコで女性が従業員に「ルイーザはいる?」と尋ねた場合、これは助けを求める合図(隠語)になっているそう。女性側はそれ以上の説明をする必要がないため、泣き寝入りを減らすことができるというもの。そのコンセプトを伝える映像がこちら。

ドルトムントはブンデスクラブとして初めて同様のコンセプトを導入する見込み。

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『パナマコンセプト』というもので、「パナマはどこ?」や「パナマ」という言葉をセクハラ被害を訴える隠語にするというもの。

女性がスタジアムにいる従業員や関係者にその言葉を伝えると、すぐに助けを受けることができるそう。

実際、ドルトムントは来季からはジグナル・イドゥナ・パルクの南スタンドの下に「パナマルーム」という部屋(退避場所)を設置する予定で、そのために従業員たちも訓練を受けるようだ。