今夏のマーケットで目立った動きを見せているチェルシー。2億ポンド(およそ273.1億円)以上を投じて大型補強を連発しており、先日はカイ・ハヴァーツまで獲得した。

190cmの体格を持ちながらもテクニックやスピード、パスセンスや得点力までも備えたスーパースター候補だ。

その一方、昨季プレミアリーグを優勝したリヴァプールはオリンピアコスからDFコスタス・ツィミカスを獲得しただけで、まだ1170万ポンド(およそ16億円)しか投資していない。

『BBC』のインタビューに答えたリヴァプールのユルゲン・クロップ監督は以下のように話し、チェルシーのようなことは出来ないと語ったそう。

ユルゲン・クロップ

「我々は現時点で多くの不確実性を持った世界に生きている。

いくつかのクラブにとっては、将来が不透明であることがあまり重要ではないようにも見えるね。国によって保有されていたり、独裁的だったりして。しかし我々はそのようなクラブではない。

我々は2年前にチャンピオンズリーグ決勝に進出し、昨年はそれに勝った。今年はプレミアリーグに勝った。我々がやってきたことの結果としてね。

それを一晩で変更して、『チェルシーのようにやりたい』と言うことは出来ないよ。

彼らは多くの選手と契約している。それは利点になるかもしれないが、同時にチームに組み込まなければならないことを意味する。

サッカーは練習場で働くものであり、それが我々にとってのアドバンテージになる。長い間互いに協力してきたのだからね」

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世界が様々な不確実性を持っている状況であり、国や富豪に率いられたクラブのみが投資が可能になっている…という。

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