マンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFポール・ポグバ。
受け入れがたいフェイクニュースだとして、SNS上で英紙『The Sun』への怒りをぶちまけた。
ポール・ポグバ
「The Sunがまたやった…100%根拠がない自分についてのニュースが飛び回っている。
僕が決して発言したり、考えたことがないものだ。
愕然としたし、怒りを覚えたし、ショックを受けた」
ポグバは「全てのテロや暴力に反対している」などとも綴っており、一部のメディアは内容が事実か否かを確認していないとして、フェイクニュースの発行元と拡散者への法的措置も示唆している。
また、ユナイテッドも「ポールは自らの宗教や全ての宗教への尊重を支持しており、いかなる暴力にも反対している。このような話には全く根拠がない。ポールは彼の国(フランス代表)でプレーすることに全力で取り組んでいる」とポグバを支持する声明を発表。
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『The Sun』は、「(ムスリムである)ポグバはマクロン大統領の“イスラム過激派”についてのコメントを受け、フランス代表でプレーするのをやめた」などと報じていた。
フランスでは中学教師だったサミュエル・パティーさんがムスリムの預言者ムハンマドの諷刺画を生徒に見せたことでイスラム過激派に殺害されるという事件があり、マクロン大統領は「イスラムのテロに対する唯一の答えは団結と断固とした態度」などと述べていたという。
『The Sun』は、アラビア系の『195sports.com』からの情報として問題の記事を書いていたが、ポグバの声明を受けて記事を修正したとしている(実際には削除?)。