第7節を終えたセリエAで首位に立っているミラン。かつてミランを監督として率いてサッカー界を席巻したのが、アッリーゴ・サッキ氏だ。

『Gazzetta dello Sport』のインタビューに答えた同氏は、今季のミランは優勝できうると発言。そのうえで、39歳のズラタン・イブラヒモヴィッチにはこんな提言をしていたそう。

アッリーゴ・サッキ

「(イブラは)真のチャンピオンだ。正真正銘のお手本さ。

彼はPKをミスした。並の選手なら凹んでいたかもしれないが、彼はより奮起して同点に持ち込んだ。

クレイジーなパーソナリティなので、彼自身も時にコントロールし続ける必要がある。

チームメイトたちに厳しくしすぎたり、パスミスをしたら叱り飛ばしたりしてはいけないよ。

一撃を浴びせるよりも抱きしめたほうがいいこともある。

ただ、他の選手たちは彼をリーダーだと見ているし、それも重要なことだ」

サッキはイブラを賞賛しつつ、同僚にきつく当たるのではなく温かい目で見ることも必要と説いていたとか。

そのイブラはPKを失敗したヴェローナ戦で意地の劇的同点ゴールを叩き込んでいる。

劇的な得点に味方は歓喜していたが、PK失敗があったイブラは全く喜ばず。

ミランはインターナショナルマッチウィーク明けにナポリと対戦する。

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