プレミアリーグ第9節、マンチェスター・シティは敵地でのトッテナム戦に2-0で敗れた。開始わずか5分で先制されると、後半20分に追加点を許すという展開。
『Sky Sports』の試合後インタビューでジョゼップ・グアルディオラ監督はこう述べていた。
ジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ監督)
「相手にとっては完璧なシナリオだった。こちらは開始5分で失点してしまった。
ハリー・ケインが落ちて、その裏にソン・フンミンとスティーヴン・ベルフワインが走るのは分かっていた。もっとうまく守れたはずだ。
その後、相手は深く守って、枠内シュート2本を放った(2点目を決めた)。
相手がかなり深く守った場合、フィジカル的にどれほど難しいかは分かっていた。
いくつかの解決策を見つけようとしたが、そうできなかった」
「(先制されたシーンの守備について)
相手が決断してから反応しなければならないというDFの原則がある。その前にやるのはムリだ。
我々はソンへのパスの前に反応していた。(パスの前に)ケインにはいけない。それが問題だった」
シティが先制されたシーンは、下がったケインがボールを受ける動きで相手CBを引きつけ、その裏にソンが走り込むという形(以下動画51秒~)。
ペップはジョゼ・モウリーニョがこの形を狙ってくることを事前に分かっていたものの、うまく守ることができなかったと吐露していたようだ。
また、ペップはリヴァプールも同じような戦術でCBやSBを狙ってきたとも述べ、CBはおびき出されてはいけないとも語っていた。