城 彰二
1998年ワールドカップで日本代表のエースFWを務めたのが城彰二だ。
高校卒業後、Jリーグの開幕戦から4試合連続ゴールという離れ業を演じた彼は、年間12ゴールを記録(高卒1年目としては現在も破られていない)、日本サッカーを背負って立つ存在として名をあげた。
そんな彼の武器が身体能力だ。かなりふっくらとした現在の姿からは想像できないかもしれないが、現役時代はゴール後、軽やかに前転宙返りをするパフォーマンスが彼の代名詞だった。
残念ながらケガによりキャリアは下降線を辿ってしまったものの、順調であれば日本サッカー史上に残る選手となっていたであろう。