なでしこジャパン、女子ワールドカップ初優勝

2011年と言えばやはりこれ。日本の女子サッカーが世界の頂点に立った記念すべき年だ。

開催国ドイツを丸山桂里奈のゴールで下した日本は、決勝でも3分21敗と過去に一度も勝ったことがなかったアメリカをPK戦の末に撃破。男女合わせて初の世界一に輝いている。

大会後、なでしこジャパンには、団体として初めてとなる国民栄誉賞が授与された。

スアレスとエヴラの「握手拒否」

10月、リヴァプールのルイス・スアレスがマンチェスター・ユナイテッドのパトリス・エヴラに対し、人種差別的な発言を行ったとして8試合の出場停止処分を科される事案が発生。

注目された両者の次の対戦では、スアレスがエヴラとの試合前の握手を拒否。エヴラも試合で勝利した後、スアレスの目前で喜びを表した。

大きな遺恨を生んだが、スアレスはのちに「握手をすべきだった」と謝罪。エヴラも引退後「スアレスを嫌いになったことはない」と振り返っている。