現在中国の巨大企業である蘇寧グループがオーナーを務めているインテル。その経営の下、イタリア・セリエAで首位を争う立場にまで復活してきた。

しかし、このところ新型コロナウイルスの影響もあってか、蘇寧グループがインテルの株式の過半数を売却する方針だという報道が流れていた。

そして今回『Rai』のラジオに出演したインテルのCEOジュゼッペ・マロッタ氏は、オーナーがその機会を検討していることを明らかにした。

ジュゼッペ・マロッタ

「オーナーはインテルの利益のため、そしてクラブの歴史という観点から、その機会を検討している。

しっかりした土台を頼りにすることができる。我々は密接だ。それらは我々の頭上に浮かんでいる噂で、自分たちが気にかけることではない」

なお蘇寧グループが株式を売却する相手と伝えられているのが、イギリスのロンドンの本拠地を置いている投資ファンドの「BCパートナーズ」。

『Il Sole 24 Ore』によれば、デューデリジェンスの結果クラブの価値はおよそ10億ユーロ(およそ1264.9億円)未満とされており、あとは蘇寧グループの決断次第であるとのこと。

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クラブは木曜日に臨時取締役会が行われ、スティーヴン・チャン会長は中国からリモートで参加するそう。

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