リヴァプールの監督を務めているユルゲン・クロップ氏の母エリザベスが、81歳で死去したとのことだ。
ユルゲン・クロップ氏の父親に当たるノルバート・クロップは2000年に66歳で病死。未亡人となったエリザベスは自宅で生活をしながら息子を応援してきたが、1月19日に天に召されたとのこと。
そして、現在ドイツは新型コロナウイルスの影響によって渡航制限を実施していることから、ユルゲン・クロップ氏は母の葬儀に出席できない状況にあるという。
ユルゲン・クロップ
「彼女は私にとってのすべてである。私が葬式に参列できないのは、このひどい時代のせいだ。状況が許されるようになれば、それにふさわしい素晴らしいセレモニーを行いたい」
クロップ氏は『schwarzwaelder-bote』に対してこのようなコメントを発表し、最愛の母の死を悼んだという。
なお、クロップ氏が最後に母エリザベスと対面したのは昨年、80歳の誕生日を祝うために帰国した時であるとのことだ。