PSVで将来を嘱望される19歳の逸材モハメド・イハターレン。

大物代理人であるミーノ・ライオラの顧客でもある彼は最近クラブとの関係がややこじれているが、ピッチ外では素晴らしい振る舞いを見せていたようだ。

『AD』によれば、イハターレンはダウン症である17歳のルベンさんの自宅をサプライズで訪れると、彼にユニフォームをプレゼントしたという。

昨年末にルベンさん一家はバスルームを改装したのだが、その際の請負業者がイハターレンの兄弟だったそう。

大のサッカーファンであるルベンさんのことを兄弟がイハターレンに伝えたという(ルベンさんはフェイエノールトのファンだそうだが)。

当時はルベンさんが新型コロナウイルスに感染していたこともあり、イハターレンは勇気を送るメッセージを電話で伝えていたとか。その際にユニフォームをあげると約束していたそうで、ルベンさんがコロナから回復したこのタイミングで約束を果たしに来たというわけ。

ただ、約束してから数か月が経っていたため、ルベンさん一家もそのことを忘れかけていたとか。

ルベンさんの父ヘルトヤンさんは「昨日、突然車がうちにやってきたんです。そして、ユニフォームを持ったイハターレンが降りてきました。息子は『喜びで体が震える』と言っていましたよ」と語っている。

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代表選択でモロッコとオランダが争奪戦を繰り広げたことでも知られるイハターレン。

『ESPN』によれば、アヤックスのエリク・テンハフ監督も「彼は単なるいい選手ではない、本当に素晴らしい才能がある。素晴らしい選手はいつだって歓迎だが、彼はPSVの選手だからね」と語っていたそう。

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