「名選手、名監督ならず」ということわざがあるが、もちろん中にはそれを覆してしまう者も。

今回は『Sportmob』から「偉大な選手から偉大な監督になった10名の人物」をご紹介しよう。

ファビオ・カペッロ

プレーしたクラブ:ローマ、ユヴェントス、ミランなど

率いたクラブ:ミラン、レアル・マドリー、ローマ、ユヴェントス、イングランド代表など

素晴らしい選手であり素晴らしい監督でもあったといえば、ファビオ・カペッロが重要な存在だろう。18歳でSPALのトップチームにデビューし、ローマやユヴェントス、ミランでプレーし、数多くのタイトルに恵まれた。

さらに印象的だったのは監督としてのキャリアだ。1982年にミランの下部組織でコーチを始めると、それから9年後にトップチームへと昇格。すぐにセリエAのタイトルを獲得し、UEFAチャンピオンズリーグの優勝も果たした。

それからレアル・マドリー、ローマ、ユヴェントスでもリーグ優勝を果たすなど輝かしい結果を残した。イングランド代表とロシア代表では解任の憂き目にあったものの、クラブレベルでは彼ほどの栄光を享受した指揮官はそうそういない。