かつてアストン・ヴィラやレアル・ソシエダなどでプレーしたダリアン・アトキンソン氏は2016年に48歳で死亡した。
当時の彼はノイローゼ状態で、父親宅の外で自分はメシアだなどと叫んでいたという。また、家のドアガラスを叩き割るなどしていたそう。
その際、駆けつけた警官がテーザー銃(スタンガン)を発射。2度失敗した後の3度目で発射でアトキンソン氏には33秒間もの間ショックが与えられたという。その後、警官は頭を2度蹴りつけ、他の女性警官も警棒を彼を殴ったとされている。
腎不全などの疾患を持っていたアトキンソン氏はこの制圧から1時間後に死亡した。
『BBC』によれば、テーザー銃を撃ち、頭を蹴った警官に懲役8年の判決が下されたという。
ただ、殺人ではなく過失致死罪によるもの。それでも、英国の警官が職務中の過失致死罪で有罪判決を受けるのは30年以上ぶりだそう。