EURO2020準決勝、イタリアはスペインをPK戦で下して決勝進出を決めた。
フェデリコ・キエーザの一撃でアズーリが先制するも、アルバロ・モラタの一発でスペインが追いつく展開。PK戦ではそのモラタのシュートをGKジャンルイージ・ドンナルンマがセーブし、最後はPK職人ジョルジーニョが落ち着き払ったキックを冷静に沈めた。
ESPNによれば、スペインはEURO史上初めて3試合連続で延長戦を戦ったチームになったそう。
また、Optaによると、スペインとイタリアはこれがEUROとW杯を通じて通算10度目のPK戦で、これは他のどの国よりも多いという。
イタリアは5人の異なる選手が1大会2ゴール以上を記録したEURO史上2か国目のチームにもなった(2000年大会のフランス以来)。
一方、またも痛恨のPK失敗となったモラタだが、フェルナンド・トーレスの5得点を抜いて、EUROでのスペイン代表史上最多記録(6ゴール)を樹立している。