現在行われているEURO2020で早期に敗退を喫してしまったフランス代表。28日のスイス戦で敗北し、大会を去った。
【動画】スイスを相手に敗れてしまったフランス代表、期待に応えることができなかった
その敗戦後、今回の大会において1ゴールも決められなかったエースのキリアン・エムバペを中心に、SNSで人種差別的な批判が寄せられた。
またウーゴ・ロリスやエンゴロ・カンテらへのコメントも人種差別があったと伝えられており、それらはスクリーンショットで当局に提供されているとのこと。
1984年に設立された人権団体『SOS Racisme』は、それらの証拠をもとにして6月30日に当局へ調査を要求。さらに司法裁判所に苦情を申し立てたとのこと。
その内容は「人種差別の性質を持つ公共の場での侮辱や挑発、対象となった人物が属する民族グループや国家に対する憎悪または暴力」などが確認されたというものだそう。
『20 Minutes』によれば、これらのツイートは数百、数千にのぼったものの、当局に提供されたレポートにおいて問題視されているのはそのうちごくわずかであるとのこと。
これらの調査は情報通信技術に関連する犯罪を専門としているOCLCTIC(Office central de lutte contre la criminalité liée aux technologies de l'information et de la communication)に委託されていると伝えられている。