ナポリを長く指揮したあと、チェルシー、ユヴェントスの監督を務めてきたマウリツィオ・サッリ氏。1年休息をとったあと、今夏ラツィオの指揮官に就任した。

彼は今回『SportItalia』のインタビューに応え、様々な物事について説明している。

ユヴェントスの監督に就任した2019年のこと、そして1年で解雇されてしまったあとのことについて、以下のように話しているという。

マウリツィオ・サッリ

「この332日間、何も話さずに家族と一緒に過ごしていたよ。たくさんの本を読み、たくさんの試合を見た。

そして、私が最も愛する者の一つである自転車ロードレースもたくさん見てきたよ。私はサイクリストの家族で生まれた。家族の情熱がそこにある。

とても特別な年だったね。仕事をしていないことはとくに気にはならなかった。戻りたいと思えるような状況ではなかったんだ。

(ユヴェントスを1年で解雇されたことについて)

ユヴェントスではスクデットが当然のことであると見做されている。祝うことすらなかった。みんな個人個人で夕食に行っていたよ。

おそらく、ユヴェントスに行くのであれば今年だっただろうね。4位だった。

サッカーで勝利は当たり前のものではない。時には一生懸命努力をしたとしても勝てないことがある。

今年のサッカーはスタジアムがガラガラだったので、私を興奮させるものではなかった。仕事がないことに悩まなかった。

ファンが戻ってきた今、仕事をしたいという欲求が優勢になってきたのだ」

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すでに8連覇していたユヴェントスに行き、9連覇を達成したサッリ監督。しかしその優勝が当然のことだと評価されてしまった…と考えているようだ。

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