イタリアに敗れてEURO優勝を逃したイングランド。決勝史上最速となる開始1分57秒で先制するも、後半に同点に追いつかれるとPK戦で敗れるという結果だった。
かつてミランやイタリア代表を監督として指揮したアッリーゴ・サッキ氏は、『La Gazzetta dello Sport』でこう分析していたそう。
アッリーゴ・サッキ(元イタリア代表監督)
「イングランドは(かつての?)我々のマネをした。ゴールを奪うと、全員が守備に戻った。
まるで前世紀にカテナチオを発明したカール・ラパンをいまだに信奉するチームかのようにね。
サウスゲイトは守備とカウンターしかしらないイタリアと対戦していると思ったのだろう。
ブカヨ・サカではなくDFであるキーラン・トリッピアを先発させたことは、サウスゲイトの戦術を大いに物語っている。
彼がロベルト・マンチーニの考えをあまり分かっていなかったのは明らかだ。
アズーリにとって厄介だったプレッシングベースのオーストリアやスペインのパフォーマンスをイングランドが真似することを恐れていたのだがね」
イングランドのギャレス・サウスゲイト監督が用いた戦術は見当違いなものだったと指摘していたようだ。
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そのうえで、サッキはアズーリに攻撃サッカーをもたらしたマンチーニについては絶賛していたそう。
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