近年、自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)の値が高まっているとされるウルグアイ。
今年に入ってから、名のある選手2人が自ら命を絶ったが、また悲劇が起きた。
『OVACIÓN』によれば、かつてボストン・リーベルなどでプレーしたエミリアーノ・カブレラが27歳で自死したという。
当時2部だったボストン・リーベルでデビューした後はスペインにも渡った。優れた左サイドバックとして評価されていたが、近年は主に3部でプレーしていたそう。彼は家庭環境が複雑だったとか。
国外でプレーする31歳のウルグアイ人FWフェリペ・ロドリゲスは試合後に彼の死について触れた。
フェリペ・ロドリゲス
「今年に入ってモロ(サンティアゴ・ガルシア)を失った。
先週はウィリアム・マルティネス、そして、昨晩はエミリアーノの番だった。
我々は声を上げる必要がある。マッチョな社会に生きているので、起きることを口にするのを怖がっている。
自分はうつ病に苦しんだが、助けを求めて、そこから抜け出した。
これについて話し合おう」
カブレラの元チームメイトたちは葬儀代を捻出するために募金を募っているという。