生え抜きとしてプレーしてきたバルセロナから退団が決まったリオネル・メッシ。
バルサのカンテラでともに育ち、トップチームでもプレーしたセスク・ファブレガスは、このようなメッセージをSNSに綴った。
セスク・ファブレガス
「13歳だった君がロッカールームにやってきた時のことは忘れられない。
アルゼンチンの子が入団テストにやってきたと聞かされた。君は座ったまま一切喋らなかったね。
僕はコーチから君との1vs1をしっかりやれと言われた。
君はとても小柄だったので、僕は一瞬でボールを奪えると思った。
愚かな僕は君に置き去りにされた。それで、君が“違う”ことに気付いたんだ。
僕の夢はずっとバルサのトップチームでプレーすることだった。
でも、君とGeri(ジェラール・ピケ)と一緒にプレーすることで、その夢はより特別なものになった。そして、それは実現したね。
偽9番として君と一緒にプレーし、僕らのつながりを見ることでフットボールを感じることができた。その全てに価値があった。
君は史上最高の選手として去る。君のいないバルサを見るのはこれまでとは違うものになる。
君がくれた全て、君の全てに感謝する。負けず嫌いのアニマルの裏には、素晴らしく、謙虚で、親しみやすく、優しい人間がいるからね。
君と家族の幸運を願っている。どこに行っても幸せになると確信しているよ。I love you」
カンテラ時代にメッシやピケとともに育成されたセスク。
13歳の時に受けた初メッシの衝撃を今でも覚えているようだ。