希望していたレアル・マドリーへの移籍が実現せず、PSGに残留することになったフランス代表FWキリアン・エムバペ。
彼をめぐる争奪戦によって、良好な関係にあった両クラブに亀裂が入りつつある。
PSGのフットボールディレクターであるレオナルドは『Festival dello Sport』で改めてレアルに苦言を呈したという。
レオナルド(PSGフットボールディレクター)
「レアルは彼について2年間も公の場で話題にしてきた。まるでそれが正常化かのように。
我々はこの状況に不満であることを何度もレアル側に伝えてきた。
『遅かれ早かれ、彼はここに来る』という声があるが、それは制裁されるべきものだ。普通の振る舞いではないからね」
「我々が話題にしているのは、世界最高の選手のひとりだ。
このようなアプローチは間違っていると思う。やり過ぎだ、レアルは敬意を欠いていた。
我々の考えは、彼が残留するということで、何も変わっていない。
彼は宝石だ。我がクラブにとって完璧な存在であり、彼のいない未来を考えたことはない」
現時点でエムバペとPSGとの契約は2022年6月末までとなっているが…。