佳境を迎えているワールドカップ欧州予選。このほどグループステージが終了し、10か国の本大会進出が決定した。残る3つの枠をかけて12か国が争うプレーオフは来年3月に行われる。

『ESPN』によれば、現時点で累積警告での出場停止にリーチがかかっている選手は107人いるが、FIFAは彼らに恩赦を与える見込みだそう。

ルールでは、プレーオフも予選の一部であり、イエローカードを受けた場合は持ち越さなければならないとされている。ただ、関係者によれば、グループステージ終了時点で警告を抹消するというUEFAからの恩赦要請はFIFAから承認される可能性が高いとのこと(金曜時点ではまだ要請はされていない)。

UEFAもすでに多くの代表国からルールの変更を求める声が寄せられていることを認めている。

UEFA広報担当

「FIFAワールドカップ予選プレーオフに出場する一部の国が問題を提起した。

これはFIFAの大会であり、ルールを決めるのは彼らだ。

UEFAはプレーオフに参加する12か国の意見を集め、それをFIFAに伝える」

また、グループステージで10試合を戦った国は、8試合だけだった国と比べて警告数に差が出ることを不公平だとも感じてるという。

欧州王者ながらプレーオフに回ることになったイタリアは守護神ジャンルイージ・ドンナルンマやジョルジュ・キエッリーニら10人が出場停止にリーチがかかっている。なお、リーチ組が最も多いのは、トルコの13人。

ただ、ズラタン・イブラヒモヴィッチやジョアン・カンセロらプレーオフ初戦での出場停止が決まっている選手は救済されないとのこと。

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また、プレーオフで退場になった場合は当然ながら次戦出場停止になる。

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