熱戦が続く全国高校サッカー選手権大会。昨年のうちに2回戦まで終了し、2日には3回戦となるベスト16が行われる。

高校年代でJユースと高体連がしのぎを削るシステムは日本独自といえる。それぞれの環境に特徴があり、度々議論の的となる。

では実際、近年どちらが実績を残しているのか。

今回は、日本最高レベルの選手たちが最後に集う「日本代表」を尺度に、のちの代表選手たちが高校年代でどこのチームに所属していたのかを集計。

対象は、現在代表チームの最年少である久保建英の世代(2019年度卒)から10年遡る形で、2010年度から2019年度の10年間に高校を卒業にした選手たちとした。

すなわち、1992年4月2日以降に生まれた選手たちの中で、日本代表を多く輩出しているU-18チームを紹介する(※選手名横の括弧内は生年月日)。