イタリア・セリエAのカリアリは2日、ヴァルテル・マッツァーリ監督を解雇した。メディアではその経緯が話題になっているようだ。

かつてレッジーナやインテルでも指揮を執ったことで知られるマッツァーリ監督は、昨年9月にレオナルド・センプリチの後任としてカリアリの指揮官となった。

しかしここまでの35試合で7勝9分け19敗となかなか結果が出ず、降格圏間近の17位に沈んでいた。

『L'Unione Sarda』によれば、先週末のエラス・ヴェローナ戦で敗れたあと、マッツァーリ監督は怒りを見せ、「ウジ虫どものドレッシングルームだ」と選手たちに叫んでいたという。

さらに会長のトンマーゾ・ジュリーニを侮辱するような行動や発言を行ったとのことで、今回解任が決断されたとのことだ。

ただ、マッツァーリ監督は今後クラブに対して「正当ではない理由で解雇された」と訴えを起こす可能性が高いとのことで、法廷闘争に移行するおそれがあるそうだ。

もし法廷において「正当ではない理由で解雇した」と認められれば、カリアリは契約が残っている2024年夏までの給与を支払わなければならない。

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なお、後任についてはプリマヴェーラを率いていたアレッサンドロ・アゴスティーニが昇格することになっている。

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