世界のサッカー選手が加盟しているFIFPro(世界プロサッカー選手組合)は、水曜日に「契約すべきではない7つのリーグ」を発表した。

これはFIFProが調査したデータの中で「体系的で広範囲に渡る契約違反が確認された」ためであるとのこと。

契約違反が横行しているというリーグは7つで、中国、トルコ、ギリシャ、アルジェリア、ルーマニア、リビア、サウジアラビア。

声明によれば、給与未払いが長く繰り返されているのがルーマニアとトルコ。多くのクラブが破産状態にあり、権利が保証される可能性がかなり低いという。

ギリシャについては、「過去2年間でFIFA基金を通じて未払い分給与の補償を求めた選手が最も多い国」であったそう。

アルジェリア、中国、サウジアラビア、リビアにおいては給与未払いだけではなく、クラブ側が必要な書類を選手に提供することを拒否し、選手が退団しても出国できない状況になる場合があるという。

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そのためFIFProはこの7つのリーグのクラブについては「契約することを勧めない」と選手にアドバイスをしているとのこと。

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