9月4日に行われた「京都スポーツの殿堂 ~伝道事業~ 元日本代表DF柱谷哲二氏によるサッカー教室」。
サンガスタジアム by KYOCERAの指定管理者である「合同会社ビバ&サンガ」をクラブと共同設立したことでも知られる『株式会社ビバ』が主催し、京都市が共催という形で行われたイベントだ。
そのコーチとして迎えられたのが、京都出身の元日本代表DF柱谷哲二さんと、かつて京都サンガでプレーした名FW原一樹さん。
京都市内に在住しているか、あるいは京都市内の学校に在籍している小中学生およそ150名が参加し、伏見区にある下鳥羽公園球技場で開催された。
Qolyでは午前の部を取材。小学生向けということもあり、ボールの上げ方からスタート。
さらにその後はセンターサークルの中に10人ほどが入ってのドリブル練習。マーカーコーンと他の人に当たらないように動いていくのは意外に難しく、衝突する子供が続出。
ただ柱谷さんが「ただスピードを上げるとぶつかるので、緩急が大切」とアドバイスを送ると、すぐに子どもたちはそれを実践していた。
さらにその後センターサークル内でのボール出し合いゲームやシュート練習、ミニゲームなどを行って午前の部は終了。じゃんけん大会でプレゼント争奪戦が行われた
そして、その後あの柱谷哲二さんにインタビューする機会を頂いたので…今「Jで最も魂を見せているあの選手」について聞いてみたぞ。
【動画】京都スポーツの殿堂~伝道事業~に直撃取材したインタビュー!
柱谷哲二さん
「(スクールの感想は?)本当に暑い中、皆元気よくやってくれて、自分も楽しかったですね。
サッカーを通じて笑顔や元気というものを出してもらえればね。内容よりも、それが成功だと思っていますからね。子どもたちの笑顔が本当に嬉しいですね。
(「闘将」柱谷さんがコミュニケーションを大事にするようになったきっかけは?)
小学生の頃からコーチにずっと言われてきましたね。サッカーというのはコミュニケーションが大事だよということを。
先生からは『声を出せ!』といつも言われていましたね。それはとても大事なところだと思います。
(「京都の子はおとなしい」とおっしゃっていましたね。やはり他の地域とは違いますか?)東京の子と比べると全然おとなしいですね。関東の子の方が最初から積極的ですね。
僕もそうでしたけど、京都人は内弁慶なところがありますからね(笑)。
(今「闘将」と呼べるような後継者はいますか?)
どうですかね、だいぶ少なくなりましたけどね…槙野(槙野智章)とかね。神戸に移籍しましたけど、やっぱり熱い男ですよね、彼は。
(鈴木優磨選手はどうですか?)
ああ、いいと思いますね!彼は自分の世界を持っている。目標がしっかりしているので、ブレないですよね。それは大事だと思います」
動画では柱谷哲二さんによる指導の模様、さらに原一樹さんのインタビューもご紹介しているぞ。ぜひチャンネル登録とともによろしくお願いします。
なお、「京都スポーツの殿堂~伝道事業~サッカー教室」は今年12月18日にも行われる予定となっており、次のコーチはあの釜本邦茂さんだそうだ。お近くの方はぜひご参加を検討ください。