日本代表は今月末に欧州遠征を行い、アメリカ、エクアドルとのフレンドリーマッチを戦う。

11月に開幕するワールドカップ前最後の試合になるが、浦和レッズDF酒井宏樹が肉離れで離脱することになった。

ここでは、代表に招集するべき右サイドバックの候補を選んでみた(アーセナルの冨安健洋はあえて除外)。

橋岡大樹(シント=トロイデン)

元々センターバック志望ながら右サイドバックからブレイクを狙う橋岡は、例えるなら「日本のセルヒオ・ラモス」とでもいえるだろうか。

父親は野球、母親は陸上短距離の選手というスポーツ一家の出身。従兄弟の橋岡優輝も東京五輪に出場した陸上選手であり、類まれな運動能力を持つ。

今の時代に世界で活躍するのは彼のようなタイプであろう。技術的には粗さがあるものの、外国人選手に引け目を感じない強靭さがあり、低弾道のクロスも持ち味だ。

2019年のE-1選手権以来日本代表での出場機会は得られていないが、「(W杯出場には)STVVでいい成績を残すことが大事」と自身もまだまだ諦めていない。