室屋成(ハノーファー)

無尽蔵のスタミナを持ち、左右両サイドバックが可能なことと明治大出身であることから“長友2世”と呼ばれた室屋。

彼の将来を誰もが疑わなかった。その期待通りリオ五輪に出場し、FC東京でも実績を積み重ね、酒井宏樹という大きな壁を超えるためにドイツへ渡った。

そこまでは良かったが、移籍先のハノーファーはブンデスリーガの昇格争いに絡めず3シーズン2部のまま。その中で室屋も代表から遠ざかるようになっている。

ただクラブではコンスタントに使われており、先日には移籍後初ゴールも決めた。この2年間の成長を見せてほしいところだが。