先日ワールドカップに向けたメンバー25名を発表したフランス代表チーム。ディディエ・デシャン監督は1名の枠を余らせての選出という珍しい手段をとった。

現在エンゴロ・カンテとポール・ポグバが怪我で離脱しているため、中盤のセンターを務めてきた選手が二人抜けてしまった。

その穴を埋められる選手としてはエドゥアルド・カマヴィンガやオレリアン・チュアメニが候補として上がっているが、デシャン監督はラビオを頼りにしているようだ。

『Gazzetta dello Sport』によれば、デシャン監督は以下のように戦略を話していたとのこと。

ディディエ・デシャン

「イタリアがワールドカップにいないのは残念なことだ。私にとってこの大会は、全ての最高の国が参加すべきものだからだ。

私はそれが何を意味するかを知っている。選手時代にそれを2回経験したからね。

説明するのは難しい。イタリアがEURO2020で勝つに値しなかったという意味ではないんだ。マンチーニ監督の立場に身を置きたくはないが、イタリアがそこにいないのはとても悲しいことだ。

カンテとポグバはいないが、アドリアン・ラビオはすでに最高レベルでプレーしてきた選手だ。彼の役割やユヴェントスの問題については話さないよ。ただアドリアンは経験豊富で偉大な選手であり、私は大いに頼りにしている。

ポグバは怪我に加えて恐喝の問題があった。兄によって『エムバペに呪いをかけるために魔術師を雇った』と言われていたが、それはフェイクニュースだ。

ポールは恐喝の被害者だった。気分は穏やかではなかっただろう。ただ彼はそれでもうまくやれる。

一般的に言えば、フランス人は自信がありすぎる状況では失敗してしまう傾向があるからね」

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「コレまでで最も弱いフランス代表」とも呼ばれている今回のメンバー。特に中盤の層の薄さが批判されているのだが、日本から見れば羨ましい限りの人材ばかり…。

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