今月16日に白血病のために53歳で亡くなったシニシャ・ミハイロヴィッチ氏。
かつての教え子である本田圭佑と冨安健洋もその死を悼む追悼メッセージを送った。
そのミハイロヴィッチの妻であるアリアンナさんは、SNS上で今の思いを吐露している。
「誰かを喪った後の最初のクリスマスは難しい。
お祝いするムードにはならないけれど、やらなければいけない。子供たちのため、家族のために。
心が痛い。もう買う必要のないプレゼント、空っぽの椅子。聞きたくない声。『辛いだろうけれど、乗り越えられる』。
涙の合間に笑顔が浮かぶかもしれないけれど、それは悪いことじゃない。
一緒に過ごしたお祝いに感謝し、彼との思い出のなかで新たな伝統を始め、存在していた愛をずっと忘れないでいる」
夫を失ってから迎える初めてのクリスマスにやや戸惑いも感じているようだ。
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そのうえで、 聖アウグスティヌスの「死は無である。隣の部屋に隠された種のように、別の場所に行っただけ。いつも一緒にいる」などという詩も引用していた。