かつてアーセナルで長く活躍したエクトル・ベジェリン。昨季はレアル・ベティスに貸し出され、今季は古巣でもあるバルセロナに復帰している。

イングランド・プレミアリーグにいたころから、ヴィーガン食を実践していたり、持続可能なクラブを目指しているフォレスト・グリーン・ローヴァーズのオーナーとなったり、社会問題に高い関心を持ってきた選手だ。

『L'Equipe』によれば、彼は今回『Ara』のインタビューで以下のように話し、サッカー選手のお金事情についてこう語っていたとのこと。

エクトル・ベジェリン

「我々サッカー選手は、もっと多くの税金を支払うべき人々だよ。僕の今季の給与は50万ユーロに満たない。それ以上は必要ないんだ。

自分が思っているほど沢山のものは必要ない。ごく普通の生活をしているよ。我々は資本主義の世界に住んでいて、物を購入して所有することは非常に重要だが、車を1台持っていればどこにでも行ける。なぜ10台も必要なのか?

『もっと稼いで楽になりたい』という気持ちは理解するよ。ただ、縁の下の力持ちとして助けてくれている人々のことも考えてほしい。

我々サッカー選手は非常に恵まれた立場にある。もちろん懸命に努力し、多くの犠牲を払ってきたことは事実だ。

しかし、自分たちが何を持っているのか、どこから来たかということを理解し、社会の安定に貢献したいと真っ先に思うべきだよ」

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およそ月4100万円ほどだと伝えられていた給与額。実際のところはなんと年間でそれくらいしかもらっていないという。

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