先月マンチェスター・ユナイテッドを退団したクリスティアーノ・ロナウドは、この冬にサウジアラビアの名門アル・ナスルへ移籍することが決定した。

彼は12月初めにテレビのインタビューでマンチェスター・ユナイテッドへの批判を行ったことで大きな問題となり、クラブから契約を解除されていた。

様々なクラブとの噂は流れたものの、最終的にはヨーロッパを離れて中東に渡り、サウジアラビアでキャリアを続けることを決めた。

ただ『The SUN』によれば、クリスティアーノ・ロナウドは古巣でもあるレアル・マドリーからオファーが来ることを期待していたという。

無所属の状況にあったロナウドは、レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長に要請し、練習場を借りてトレーニングをしていた。

それはもともと加入を前提としたものではないと伝えられていたが、やはりロナウドはレアル・マドリーへの復帰を希望していたとのこと。

ただ、最終的にはそのオファーが来ることはなく、他のヨーロッパのクラブもロナウドに関心は示さなかったそうだ。

とはいえ、もともとクリスティアーノ・ロナウドもマンチェスター・ユナイテッドと喧嘩別れしたときには「チャンピオンズリーグに出場しているクラブに加入することは不可能だろう」と感じており、それもあってサウジアラビア移籍を早い段階で受け入れたとも。

なお『Daily Mail』によれば、このアル・ナスルへの移籍についてはクリスティアーノ・ロナウドの代理人として知られるジョルジュ・メンデスは関与していないとのこと。

20年近くクライアントとエージェントの関係を続けていた彼らであるが、このところはその仲が悪化していたという。

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そのため、この移籍についてはクリスティアーノ・ロナウドのマネージャーであり個人的な親友でもあるリッキー・レグフェが仲介を行い、交渉を進めてきたとのこと。

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