先日から噂されていたハキム・ジヤシュの移籍破談の理由は、やはりチェルシー側の事務処理ミスだったという。

『The SUN』や『L'Equipe』などが伝えたところによれば、チェルシーとパリ・サンジェルマンの間で行われたハキム・ジヤシュの移籍交渉は、締め切りに間に合わなかったため破談となったそう。

それを決定したのはフランスプロサッカーリーグ機構(LFP)の法務委員会で、その理由は書類の不備であった。

今冬多くの補強を行ったチェルシーは、ハキム・ジヤシュをパリ・サンジェルマンにローンで放出することを決定。両者の交渉も合意に達し、あとは手続きのみに。ジヤシュもパリ・サンジェルマンのオフィスを訪れてメディカルチェックを受け、それを通過していたという。

ところが、チェルシー側がこの手続きに必要な書類を間違えて送付することを繰り返し、2回も差し戻しが行われたとのこと。

その結果締め切りの時間に手続きが間に合わなくなり、3度めに正式な書類が届いたのはデッドラインを過ぎたあとであったようだ。

この際にはLFP側のパソコンのシステムも故障があったことから「締切の延期が認められるかもしれない」と言われ、パリ・サンジェルマンもLFPに上訴を行っていたが、結局それは認められなかったという。

なお、当初この移籍の破談についてはチェルシー側もパリ・サンジェルマン側も相手側を非難していたが、今回の報道によればチェルシー側のミスであり、パリ・サンジェルマンはかなり激怒しているとも。

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『L'Equipe』の報道によれば、このエラーは「チェルシーがエンソ・フェルナンデスの取引を行うため忙しかった」ためであるとか。

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