兵藤 慎剛

大会:2005年U-20ワールドカップ
結果:ベスト16

本田圭佑、家長昭博、森本貴幸、平山相太、前田俊介ら、各世代で「天才」「怪物」と呼ばれた選手が揃っていたこの世代。

ただそんなタレント集団の10番を背負ったのはプロではなく、国見高校時代に「歴代最高のキャプテン」と呼ばれ、早稲田に進学していた大学生の兵藤慎剛だった。

日本は初戦で本物の怪物クインシー・オウス=アベイエにズタズタに切り裂かれ、オランダに衝撃的な敗戦。グループステージこそ突破をしたものの、世界との差を感じさせる大会だった。

兵藤自身もこの大会では大きなショックを受け、そこから立ち直るまでに時間を要したという。大会はメッシが主役となったアルゼンチンが優勝している。