7日に東京でヴィッセル神戸との親善試合を行ったインテル・マイアミ。4日に行われた香港での試合を欠場していたリオネル・メッシは、後半途中から国立競技場のピッチに立った。
そうしたなか、『Guardian』は「メッシが東京で出場した後、怒りの香港ファンに返金決定」と報じた。
メッシは鼠径部の問題で香港での試合を欠場したが、高額なチケット代を支払っていたファンからは「返金しろ」とブーイングが浴びせられる事態になった。香港での試合を主催した「Tatler Asia」社には、1,178件もの苦情が寄せられ、ファンにチケット代半額を返金することを決めたという。
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香港でのチケット代は最高で4880香港ドル(9.3万円)にもなっていたそうで、地元国会議員は購入者への補償がなかった場合には主催者に対する法的措置を講じると迫っていたとのこと。
「Tatler Asia」社はチケット半額返金で総額5600万香港ドル(10.7億円)を負担する予定。同社は、香港政府への助成金申請も取り下げており、今回のイベントで1300万香港ドル(2.4億円)の収益を見込んでいたが、逆に4300万香港ドル(8.2億円)の損失を出す見込みとなった。