常本佳吾と西村拓真が所属するセルヴェットがスイスの国内カップで優勝を飾った。
2日に行われたルガーノとの決勝戦はPK戦にもつれ込む熱戦に。途中出場だった西村はPKを成功するも、常本は失敗…。
だが、セルヴェットはPK戦直前に投入したPK要員GKが相手のPKを3本阻止して自らPKを決めるなど大暴れ!PK戦を9-8で制したセルヴェットが、2000–01シーズン以来となるカップ戦制覇を果たした。
ただ、この試合では常本のプレーをめぐる判定が物議を醸している。スコアレスで迎えた後半終了間際、セルヴェットのペナルティエリア内で常本の手にボールが当たった。ただ、VARはルガーノにPKを与えず。
『Blick』によれば、ルガーノの監督は「誰もがあれは100%PKだと言っていた。VARが助けにならなかったのは残念だ。言い訳を探しているわけではないがね」と判定に不満げだったという。
また、同紙の審判担当も「当然ハンドだ!レフェリーの位置が悪い。基本の位置から動き出していないので見ていない。VARがあるなら、審判を助けなければいけない」と判定に苦言を呈していた。