冨安健洋を獲得するかもしれないという噂が流れているナポリの新監督に、アントニオ・コンテが就任することが決まった。
2022-23シーズンには圧倒的な強さでイタリア・セリエAを制覇したナポリであるが、今季は序盤からパフォーマンスが向上せず、最終的に10位という成績でシーズンを終えた。
監督も1年でルディ・ガルシア、ワルテル・マッツァーリ、さらにフランチェスコ・カルツォーナと代わり、不安定な状況が続いていた。
アントニオ・コンテ監督とナポリとの契約は2027年6月までの3年間。メディアによれば年俸はセリエAの監督としては最高額となる600万ユーロ(およそ10.1億円)ほどであるという。
かつてユヴェントスやインテル、チェルシーで数多くのタイトルを獲得してきたアントニオ・コンテ監督は、ナポリで迎える新しいシーズンに向けて以下のようにコメントした。
「ナポリは世界的に重要な場所だ。この青いベンチに座ることができる機会を得て、とても嬉しく思うし、興奮している。
一つだけはっきりと約束できることがある。私はチームとクラブの成長のために全力を尽くす。スタッフも、私もだ」
ナポリは今夏ナイジェリア代表FWのヴィクトル・オシメーンを売却すると言われており、その移籍先の候補の一つがアーセナルだという。
さらにその取り引きの一環として冨安健洋らがナポリに提供されるのではないか…と伝えられている。