今季限りでマウリシオ・ポチェッティーノ監督を解任することを決めたチェルシー。来季に向けてエンツォ・マレスカ氏を新指揮官に迎えることが発表されている。
エンツォ・マレスカ氏はかつてイタリア代表のボランチとしてプレーした経験を持ち、2017年の引退後に指導者となった人物。
アスコリ、セビージャ、ウェストハム、マンチェスター・シティでアシスタントコーチを務め、パルマとレスター・シティで監督として指揮をとった経験を持っている。
昨季のレスター・シティでは監督就任初年度で31勝4分11敗という成績を残し、2部リーグにあたるフットボールリーグ・チャンピオンシップを制覇。プレミアリーグ昇格を成し遂げている。
『Mirror』によれば、マレスカ監督はそのレスター・シティでともに働いていたフィットネスコーチのマルコス・アルバレス氏をチェルシーに呼び寄せることになるとのこと。
マルコス・アルバレス氏はこれまでセビージャ、パルマ、トッテナムでフィットネスコーチを務めたこともある人物で、非常に厳格な栄養士でもあるという。
トッテナム・ホットスパーでフアンデ・ラモス監督の下で働いていた際には、フルーツジュース、ケーキ、塩コショウ、ソース類をすべて禁止した。プレシーズンには選手が警備員に「マクドナルドをこっそり買ってきてくれ」と依頼する事件もあり、当時のキャプテンであったレドリー・キングが「もう少しルールを緩和してくれ」と懇願したとも。
また、昨季のレスター・シティでは選手の体調管理のために目玉焼きまでメニューから外したとのこと。