2023-24シーズンが終わり、各クラブは来季に向けての準備をスタート。その中でまずは監督を決めなければチーム全体の構想も決まらない。
今回はそんな中で「この夏フリーエージェントの状態にある名監督」をご紹介する。
ジネディーヌ・ジダン
これまで率いたクラブ:レアル・マドリー、レアル・マドリー・カスティージャ
レアル・マドリーをチャンピオンズリーグ3連覇、リーガ2回優勝に導いたジネディーヌ・ジダン監督。カルロ・アンチェロッティの下でコーチングを学んだ彼は、スター揃いのチームをタイトルに導く能力に長けている。
史上最高のサッカー監督かと言えばそうではないかもしれないが、実力のある個人をまとめること、重要な試合に強いことは間違いない。
かつてユヴェントスやマンチェスター・ユナイテッドの監督就任が噂されたこともあるが、それについては実現せず。ディディエ・デシャン監督の後任としてフランス代表の指揮官になることが妥当な道か。
チャビ・エルナンデス
これまで率いたクラブ:アル・サッド、バルセロナ
その年代で最も優れた偉大な選手だったチャビ・エルナンデス。中盤からゲームをコントロールするビジョンは、まさにピッチ上の監督のようだった。
彼が憧れたジョゼップ・グアルディオラのように監督としてもその才覚を発揮するかと思われていたが、バルセロナでは2年で解任されるという苦しい結果となってしまった。
ただそのなかで多くの若手を発掘し、経済的に難しいクラブを上位に留めた力は評価できる。どこか他の場所でリベンジの機会は訪れるだろうか。