28日に行われたパリ五輪ブラジル戦で2-1の逆転勝利を収めたなでしこジャパン。
終了間際に熊谷紗希のPKと谷川萌々子のスーパーゴールで奇跡的な逆転勝利を掴み取った。
そうしたなか、元アメリカ女子代表のヘザー・オライリーがブラジル女子代表のアルトゥール・エリアス監督を批判した。
3度の五輪優勝を誇るオライリーは「ブラジル対日本戦にいたけれど、ブラジルの監督はどうなの?サイドラインではとても普通じゃない振る舞いだったし、負けた後は握手もせずにロッカールームに逃げ込んだ。チームは目に見えて動揺していた。(38歳のベテランである)マルタが率先して率いなければいけなかった」とSNSに投稿したのだ。
『Globo』によれば、アルトゥール監督はオライリーの批判にこう反論したという。
「彼女の批判はやや残念なものだった。なぜなら、マルタがリーダーであることは彼女の役割だからだ。リーダーシップは私一人が中心である必要はない。だから、マルタは自分の役割を果たした。私は10分後のロッカールームで、(選手たちに)冷静に改善すべき点を説明した」
「日本の監督と握手もした。自分がやるべきことはやった。私はブラジル代表に集中している。選手たちが注目されないのは残念だ。このような意見は尊重するが、それは我々に何ももたらさないだろう」
アルトゥール監督は池田太監督とは握手もしたと反論していたようだ。
31日に行われるグループCの最終節で、なでしこはナイジェリアと、ブラジルはスペインと対戦する。
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